交通ルール啓発ブログ
裁判官、わいせつ行為で逮捕・・・だそうな。
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今日のニュース。
福岡高裁支部の裁判官逮捕、高速バス内で短大生触った疑い
宮崎県警都城署は8日、福岡高裁宮崎支部判事(52)を準強制わいせつ容疑で現行犯逮捕した。
裁判官は「触っていない」と否認しているという。
発表によると、裁判官は同日午後9時頃、福岡発宮崎行きのJR九州バスの高速バス内で隣の席で寝ていた宮崎県内の女子短大生(19)の下半身を触った疑い。
短大生は触られていることに気づいたが怖くて助けを求めることができず、宮崎県都城市のバス停で降車した際110番した。裁判官は福岡県内の自宅から単身赴任先の宮崎市へ向かっていた。バスには35人が乗車し、ほぼ満席だった。
裁判官は1989年任官。岡山地裁判事・福岡地裁判事・福岡家裁田川支部長などを経て、2007年4月から福岡高裁宮崎支部判事。
福岡高裁の平田豊事務局長は「裁判官逮捕の情報に接して驚いている。早急に事実関係の確認に努めたい」とのコメントを出した。
日本国憲法76条3項によれば「すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される。」とあり、裁判所が職権を取り上げる(罷免させる)ことはできない。そのため、同78条において「裁判官は、裁判により心身の故障のために職務を執ることができないと決定された場合を除いては、公の弾劾によらなければ罷免されない。」と規定され、裁判官弾劾法でその手続きを定めている。
戦後に、裁判官が弾劾裁判に諮られたのは、これまで8件。
そのうち、罷免させられなかったのは昭和23年に諮られた2件のみで、残り6件は全て罷免させられている。
罷免理由は、「職務放棄」1件(1956年帯広簡裁判事)、「収賄」2件(1957年厚木簡裁判事・1981年東京地裁判事補)、"ニセ電話事件"として有名な「政治的策動関与」1件(1977年京都地裁判事補)、それから記憶に新しい「児童買春」1件(2001年東京高裁判事)、「ストーカー行為」1件(2008年宇都宮地裁判事)となっている。
参考:裁判官弾劾裁判所公式サイト
ちなみに「裁判官」と「判事・判事補」の違いであるが、裁判所で司法判断を下す人全般を「裁判官」、裁判所内の官職が「判事・判事補」である。「警察官」と「巡査・警部・警視」との違いを挙げればお判りになると思う。
その一方で、罷免された裁判官が「反省の度合いが高い」「真面目に社会生活を営んできた」ことを考慮し、法曹資格を回復する「資格回復裁判請求事件」と呼ばれる判断も、弾劾裁判所で行われる。
資格回復が認められたのは、収賄で罷免された厚木簡裁と東京地裁の元裁判官、「ニセ電話事件」で罷免された京都地裁の元裁判官の3名であって、概ね罷免から5年で資格回復の請求がされている。
ちなみに、元東京地裁裁判官は資格回復後に鹿児島県弁護士会所属の弁護士になったと週刊誌で伝えられている。その一方で元京都地裁裁判官は、愛知県弁護士会(旧名古屋弁護士会)に4度に亘る弁護士登録申請をしたが全て拒否されている。刑事訴追されていない場合でも入会拒否をうけていることから、刑事裁判で有罪判決を受けた元東京高裁裁判官と元宇都宮地裁裁判官の資格回復は事実上不可能と思われる。
さて、話は今回の事件に戻るが、下記の記事をご覧頂きたい。
セクハラメール警部補側と和解 宮崎市内の女性
事件の捜査に絡み、県警の男性警部補(47)から交際を迫るセクハラ(性的嫌がらせ)まがいの電子メールを繰り返し送られ精神的苦痛を受けたとして、宮崎市内の女性が警部補と県に慰謝料500万円を求めた訴訟の控訴審は5日、福岡高裁宮崎支部(横山秀憲裁判長)で和解が成立した。
女性側の弁護士によると、女性が警部補に支払う慰謝料17万円全額を取り消した。警部補が女性に支払う慰謝料額は「和解協議は非公開」「守秘義務がある」として、双方の弁護士とも明らかにしなかった。
訴訟をめぐっては、女性が取材に応じた週刊誌に「警察官の地位を悪用して関係を迫った」との記事が掲載されたとして、警部補側も慰謝料などを求めて反訴していた。
- 2008年3月6日付・宮崎日日新聞
横山秀憲"裁判長"は、福岡高等裁判所宮崎支部・民事部の"統括裁判官"であるが、同じ民事部に今回被疑者となった裁判官も名を連ねており(最高裁HPを参照)、一部報道では受訴裁判官として上記和解に立ち会ったと伝えている。
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